2009年08月26日
当事業団監修の『低コストの最新技術で地震に強い家に変える本』【〓洋泉社 出版】が8月26日に発売されました。(価格:本体1,400円+税)
<< 本の内容紹介 >>
大地震が起きたら、我が家は大丈夫なのか?―
巨大地震で自宅が倒壊するのではという不安を抱えている人は少なくありません。阪神淡路大震災では1981年以前に建てられた木造住宅の90%以上が全壊または半壊しました。
それ以降、国や自治体は住宅の耐震化を呼びかけていますが、耐震補強は進んでいないのが実状です。その原因として指摘されているのが、耐震補強に関する情報の少なさと工事費の高さです。
いざ自宅の耐震補強をしようと思い立っても、どこに相談、依頼したらいいのかさえわからない。一時横行した悪徳業者による耐震リフォームも住み手の無知につけこんだものでした。
また改修に伴う高額な工事費も住み手にとっては大きな負担となります。耐震診断を受けたものの改修にいたるケースは2割程度ともいいます。
ところが、じつは近年、安価で信頼のできる耐震補強の技術がいろいろと登場しています。しかしそうした工法があることは、一般にはなかなか知られていません。
そこで本書は耐震リフォームを考えてはいるが、どういった工法があるのか知らない人や費用が高く改修を躊躇している人に向けて、安くて工期の短い工法がたくさんあることを紹介しています。また公的支援の紹介から、住み手の負担を減らし安心して自宅の耐震リフォームをするための知識を網羅しました。
本書が、耐震補強に対する不安を取り除き、あなたの家族と自宅を地震から守る一助になれば幸いです。
リンク